ガシット!!

バンタン生が綴るファッションやデザインのブログ

ファッション史の愉しみ展に行ってきました!

こんにちは!ミサミサです

4/9(土)、2人で世田谷美術館に行ってきました!

目的はもちろん〜これ!
【ファッション史の愉しみ】

f:id:vantansnap:20160419014444j:plain

石山彰さんのコレクションの展示です!

まず、石山彰氏がどんな方なのか紹介したいと思います。彼は日本における服飾史研究の第一人者で、お茶の水女子大学などでファッション・デザインを教え、また、文化女子大学の図書館館長を長年にわたって務めた人物です。そして、なんと出身が山形県ミサミサの地元です\(^o^)/とっても親近感湧きました!

この展示を知るきっかけはバンタンの先生が教えてくれたからでした。バンタンはあんまりファッション史を教える機会がないので、是非行くといいと言ってました。

ギリギリセーフで行けましたー!笑
まず展示の構成は、
1.ファッション史の始まり―16,17,18世紀の文献とファッション

とても古い書籍とマリーアントワネットの映画のようなドレスの展示。書籍に関しては、分厚い本がショーケースに5冊くらいに開かれていてファッションイラストが観れた。ドレスはメンズレディース7体くらいの展示だった。

f:id:vantansnap:20160419020318j:plainPinterestより

2.ファッション・ブックの黎明期―革命期から1820年代まで―
1820年代は直線的なシルエットが代表のようで、主にファッションイラストでの展示だった。貴族には時間や行動によって洋服を着替えているらしく、馬車に乗るとき、家の庭を散歩するとき、日中、夜会に参加するとき、など、様々なシーンに分けていた。今考えると1日に何回も着替えるなんて苦労していたように思えた。

3.ファッション・ブックの全盛期―1830年代から19世紀末まで―

1830年代ロマンティックスタイル
1840〜1860年代クリノリンスタイル
1870〜1880年代バスルスタイル
1890年代S字型シルエット
年代別にイラストと文献がショーケースに展示してあった。イラストだけではなく実際にドレスを展示してあったが、年代別というよりはシーン別に展示してあったようなので、私の頭の中でイメージがちゃんとリンクしていたか分からなかった。でも、少しは理解できた。
こういう年代別のシルエットや服飾史があまり学べないのはバンタンの弱いところだと思った。

4.ファッション史研究の確立―19世紀のファッション史・民族服文献―

19世紀に作られた実際のクリノリンとコルセットを目で見ることができた。クリノリンは最初鉄でできていたので重そうだった。しかし、布を何枚も重ねて作るボリュームとどっちが重いか疑問に思った。

メンズの民族衣装がオシャレだった!
特にシューズが!いまトレンドのファーサンダルみたいなディテールだった。民族衣装もリバイバルというか、やっぱりファッションなんだと思った。

5.ポショワールのファッション・ブックと挿絵本

ファッションイラストで1番かわいいと思ったのは
ゲルダ・ウェグネルの『パリの服装 タフタの愛らしいアフタヌーンドレス』

f:id:vantansnap:20160419015257j:plain

Pinterestより

とりあえず、見た瞬間顔がタイプだった。笑
私はデザイナー志望なのでファッションイラストを描きます。昔のイラストレーターの可愛い作品を参考にして、マネて描いて上手くなりたいと思った。

6.洋装化日本のファッション・プレート―楊州周延の錦絵を中心

f:id:vantansnap:20160419021638j:plainhttp://www.fashion-headline.com/imgs/zoom/103676.jpgより

錦絵のエリアに展示していた ブラックドレスが展示してあった。そのドレスでブロックチェックのベルベットの生地がアクセントは面白いと思った。
それと、錦絵のカラーがとっても好きなカラーリングだ!こんなに鮮やかだったとは、本物を目で見ないと気づけないことがあるんだ。だから、もっとたくさんのアートを見ていきたい。

当たり前だけど、ファッションは歴史とリンクしていてもっと社会に関心を持たなければいけない。最新の技術や、新しい繊維、縫製方法ができてるかもしれない。それを知っているかで MIYAKEISSEY みたいな新しいファッションの革命みたいなことが自分で出来るかもしれない!

今回石山彰さんについて展示会を通して初めて知ったが後から、ネットで検索しようと思って展示会での彼の詳細をちゃんと読まず、年表をざっと読んだだけだった。もっと彼について知っておくべきだったと後悔している。一回の展示を大切にしていきたい。というのが今回の反省点!毎回毎回レポートを書くたびに、批判されたりするけど、私はリアルを書いていきたいと思っている。これからもよろしくお願いします☆

文章:ミサミサ

編集:メイメイ