ガシット!!

バンタン生が綴るファッションやデザインのブログ

「MIYAKE ISSEY展: 三宅一生の仕事」に行ってきました

こんにちは!ミサミサです

3月28日に、2人で六本木ヒルズに集合して、新国立美術館へ行きました!

目的はやっぱり!MIYAKEISSEY !

http://www.isseymiyake.com/news/images/MIYAKEISSEY_2015oct30_01.jpg

http://www.isseymiyake.com/news/images/MIYAKEISSEY_2015oct30_01.jpgより引用

入場料は大人¥1300大学生¥800

バンタン生は大人料金でした〜泣

写真撮影はNG、なので訪れた方にしたわからない雰囲気など、展示されていた作品などレポートしたいと思います。

展示会場はABCの3つのブロックに分かれていました。A<B<Cという感じで会場の規模も大きくなります。

まず、Aブロックでは、1970年代からの過去の作品たち。
縦長の空間に並ぶように一列で展示してありました。マネキンの素材はダンボールです。
ミサミサ一押しのルックは、「刺し子」ですね!
とにかく存在感が凄まじいキャップ!あとトップスの肩のところにジッパーが付属であります。カラーも好みでした。更にポイントとしてはロングブーツが本当に可愛いです!見てみてください!

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↑写真右のルックが「刺し子」

http://mds.isseymiyake.com/wp-content/uploads/2016/03/p_news_MIYAKE_Exhibition_Image02.jpgより引用

Bブロックでは真っ白の空間に透明なマネキンにプラスチックで型どられたコルセットのような作品、ロープで作られた作品など、5つのグループに分かれています。

ここでの一押しのルックは前身頃にたくさんドレープがあるなんとも躍動感のあるルックたち!

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http://www.designboom.cn/file/upload/201603/17/22-48-33-44-5.jpgより引用

Cブロックでは約90体のマネキンが年代別に群をなして展示されています。ズーシリーズの天井からドラム缶のような生地のロールがぶら下がっていてマネキンに着せられていく展示方法がとてもダイナミックでした。

実際にプリーツを加工するときに使用するマシーンも会場にあり、11:00〜12:00に動いてデモンストレーションされる。これは見た方がいいと思った!(見れなかったけど…)
時間外に来た方にはアニメーションでプリーツ加工のムービーが見れるので安心してください。私はムービーを見ましたが、プリーツのたたみ方の法則がわからなかったです…今度先生に教えてもらいます!笑

 体験コーナーもあり、お人形サイズのレプリカが3体用意されていて、ブラック×ゴールドの「No.1」、レッドの「No.13」、ブルーの「サーキュラー」が用意されていてムービーを見ながら着せる体験ができますよ!デザイナーになった気分で着せてみてください!

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http://images.keizai.biz/roppongi_keizai/photonews/1458104935_b.jpgより引用

体験コーナーで1番感動したのは「No.1」のルック。展示の手法は段階的に服が着られていく様子を見られるようになってます。具体的に言うと「No.1」は最初は1つの2Dの正方形になっているのですが、そこから4段階で縦に伸びて最後はマネキンに着せられていくところが見ることができます。

2と3の段階で糸にもつられてなくて、綺麗に展示してあるので、パッと見たときに自分がまるで服を広げて他人に着せるかのような錯覚になります。私もこんな鮮やかに自分の作品を展示できるように技術高めていきたいです。

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↑こちらが「No.1」

http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/v/vantansnap/20160329/20160329235240.jpgより引用

客層は海外の方が多く、ヨーロッパ系の方がよく見られました。また、専門学生やファッション業界人かと思われる方が多い印象でした。

今回ババーッと見てきてしまいましたが、服を作るということは本当に大変ですね!時代とともに技術も進歩していき、テクノロジーを理解していかなくてはならない。それはいち早く自分の作品に落とし込み、世の中へアウトプットするのは常人にはできない力だと思います。

私は将来ブランドを立ち上げたいと思っているので、ミサミサもMIYAKEISSEY氏のあとに続きたいと思います!頑張ります!

 

文章:ミサミサ

編集:メイメイ